春なお浅く、朝夕の冷え込みもまだ厳しいこの頃…54回目の定例会を行いました。今回は事故に対して話を致しました。ヒューマンエラーには様々な形があります。疲労・寝不足・焦り、気の緩み・不注意・考え事等があると、判断やとっさの行動が鈍ります。また、自信過剰な行動等も無茶な行動に繋がります。心に余裕をつくるには、やはり前持った段取りが大事なことでしょう。そこにはルールもあります。ルール違反や不安全行動は意図的な行動です。安全が脅かされるにもかかわらず意図的なルール違反が行われるのは様々な理由がありますが、ルール違反をすれば必ず事故が起きるわけではありません。しかし日常的なルール違反は事故の可能性を高めます。自分達は安全をつくる側ということを認識し、足場つくりで表現していきたいと考えます。今後も職人さんたちに呼びかけ危険の芽を潰していきます。

次に意識・無意識のことを話しました。意識とは、今自分で気付いてる心です。感じていると自覚している部分です。今日は晴れていて気持ちがいいなぁ等、自分でどう感じているか、何をしているか意識できている状態を意味します。次に無意識とは、自分でも気付けない心の部分です。人は失敗や辛い体験などを心の奥底に追いやって平静を保とうとします。認めたくない気持ち…そんな心を認め、解放していくことが失敗を成功へと導きます。それには素直な心がないと辿り着くことはできません。健全な職場環境！健康な職人集団！安全な工事現場をつくっていくためにも今後も職員全員に呼び掛けていきます。…素直な心を育むために！職人さん、日々の作業をご安全に！