桜前線も北上し、日増しに暖かになりましたが朝夕はまだまだ冷え込む３月上旬、42回定例会を行いました。今月は【ありがとう】という言葉の大切さを教わりました。ありがとうは漢字で書くと【有難う】です。読んで字のごとく、あることが難しいと書きます。つまり滅多にないことという意味です。…ある現場監督さんから「今日はありがとう」と連絡がありました。この現場を担当する職長さんが毎日、打ち合わせをしっかりし作業をスムーズに進行していった結果いただいた言葉が「今日はありがとう」でした。どの現場も「ありがとうございます」から始まり「ありがとうございました」と気持ち良く終われるようにして行きましょう！と呼び掛けました。ありがとうと言われて気分悪くなる人はいません！…ありがとうでつながるとび職って素敵ですよね！職人さん今月もご安全に！！

もう一つ慣れによる事故の話を致しました。初めは誰もが初心者です。毎日、足場を組んでは解体することを繰り返すことにより職人さんは少しずつ成長していきます。分からなかったことも次第に理解できるようになり自分で考え足場をつくることができるようになっていきます。これにより足場を組む、解体するということに慣れてくるのです。そんなとき気持ちに緩みが生じやすくなるのが人というものです。どんな状況でも常に緊張感を持ち仕事に向き合っていくことこそ大事なことではないでしょうか…皆それぞれ自分の帰りを待つ相手がいます。子がいて親がいて恋人がいて…毎日を笑顔でいれるよう気を引き締めていきましょう！と呼び掛けました。仕事をしているときの真剣なとび職人さんってカッコイ～んですよ！